木かげで暮らす家
センターコアを持つ建物は、動線を短くすることや居住スペースを外側に配置できることから、通常は開放的な立地条件に適したプランの組み立て方です。
この建物は、一般的な住宅地に建つ想定なので、センターコアを別の観点からとらえ、空間構成を考えていくことにしました。
最大の特徴は、家の二か所に中庭と見立てた空間を配置したことです。
屋内ですが屋外要素を多く用いることにより、自然を感じる気持ちの良いスペースにすることができます。
外部空間なら境目に開口部が必要になりますが、一体空間にすることで木々の癒しをより身近に感じられる居心地のいい建物になりました。
・1階床面積: 82.81㎡/25.05坪
・2階床面積: 53.00㎡/16.03坪
・延床面積 :135.81㎡/16.03坪